2018.02.03

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「破滅(デフォルト)を回避する道はただ一つ、日本の国家予算を半減せよ!」

衝撃的なメッセージを世に投げかけた真山仁先生の新刊『オペレーションZ

政治生命を賭けて「歳出半減策」に挑む政治家と、「カネに頼らない行政」や「地域での共生」の実現に奮闘する若手官僚らを描いた本作は、同じ問題意識を持つ多くの人たちと共に、若手政治家たちにも大きなインパクトを与えました。

2018年2月3日(土)、ユースデモクラシー推進機構は、真山先生をお招きし、危機感を共有する若手政治家たちと共にオペレーションZから未来を語る座談会『OZ NIGHT(オズナイト)〜「革命か亡国か」〜』を開催いたしました(於 神田古書センター7階)。

トークセッションの第一部では、真山先生からオペレーションZの概説と、連載では登場せず単行本から加えたという「桃地実」という人物に込めた思いを伺いました。

夕張市議会最年少議員である今川和哉氏から届いたメッセージを紹介し、オペレーションZの問いかけた問題を全体で共有するところから始まった第二部では、毛塚幹人氏(つくば副市長)、並河哲次氏(元新宮市議会議員)、藤江竜三氏(国立市議会議員)のお三方に加わっていただき、「江島政権下、あなたが首長ならどうする?」「オペレーションZ続編シナリオ談義」というトークテーマで、それぞれの立場からの現実的な問題や、発想力豊かなアイディアまで幅広く談義を繰り広げました。

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最後に、「行動宣言!」と題して、最大の敵である「無関心」を打破するためのそれぞれの意気込みと具体的な行動を述べてトークセッションを終えました。その後、ミートアップを開催し、新しい具体的な連携に繋がるきっかけを作るべく参加者同士の交流を深めました。

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今まで、財政問題の本質を共有するためには何段階も説明が必要だったものが、本作によって読者の感情に訴えながら、自然に気づきを得る事ができるようになったと実感するイベントとなりました。10代から80代まで幅広い人々にお集まりいただけた事が嬉しく、そして勇気をもらう事ができました。

 

ユースデモクラシー推進機構は、オペレーションZの作中作で描写された「デフォルトピア」の世界を阻止するべく、未来世代のための政治の実現を目指して、全力を尽くして参ります!

 

 

(Edited by Takatsugu NIKI/Photo byJulie TERAKAWA)