2018.11.01

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第23回目のユースデモクラシーLab定例勉強会は、『1位と5位、その差は何か。〜ネットが変えた韓国の行政、医療、教育、そして民主主義〜』と題し、国連の経済社会局(UNDESA)が2年おきに公表している「世界電子政府ランキング(2018)」の電子行政参加ランキング(e-participation Index)において第1位を記録した韓国の電子行政や電子民主主義の取り組みを学び、第5位に止まっている日本に何が足りないのかを考えていく会として開催しました。 ※電子政府の発展部門では韓国は3位、日本は10位。

 

 

講師は、韓国政府のe-government政策に精通し、日本の地方自治体でもCIO補佐官等を歴任され、かつ総務省の電子政府推進員でもある廉 宗淳(ヨム・ソンジュン)さんをお招きし、韓国の具体的な事例を解説いただきました。

 

 

また、日本の電子政府化について構造的な問題点の指摘と共に具体的な完全案など、気付きの多い内容をご教示いただきました。

 

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日韓関係は微妙な状況にありますが、日本の歴史や文化についても学ばれ両国を愛する廉さんのようなプロフェッショナルとのリレーションを強化し、優れた知見を多くの方と共有して、政治・公共領域における未来派のプレーヤーを増やし、将来にツケをまわさず持続可能な社会を実現するべく、ユースデモクラシー推進機構は引き続き活動して参ります! ​

 

(Edited by Takatsugu NIKI/Photo by Yurika IMAIZUMI・Shunsuke KATO)