2018.12.20

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第25回目のユースデモクラシーLab定例勉強会は、『エストニアから考えるe-Governance』と題し、理想的な電子政府政策を世界に先駆けて実装してきたエストニアを題材に、目指すべき未来の電子政府について考えていく会として開催しました。

エストニアは、世界で初めてインターネット投票を実現し、公共サービスの99%がデジタル化しており、98%の企業がオンラインで設立され、その設立手続きはわずか18分程度しかかからず、銀行取引の99.8%、確定申告の95%がオンラインで行なわれている国です。近年、日本でも注目度が高まり、e-Residencyという仮想住民制度への日本からの申し込みが急増しているそうです。

講師には、2年間、経済・電子行政の専門調査員として在エストニア日本国大使館に勤務されていた守田健太朗さんをお招きし、e-Governanceの本質から、エストニアではどのように電子政府を一般市民に普及させたのか、そして、目指すべき未来の電子政府とはどういうものかについて語っていただきました。


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市民と民間企業の負担を軽減し、市民主導の公共サービスを実現しようとしているエストニアを学び、根本的に日本に欠如している物を考える機会となりました。

ユースデモクラシー推進機構は、現場のリアルな視点からの優れた知見を多くの方と共有して、政治・公共領域における未来派のプレーヤーを増やし、将来にツケをまわさず持続可能な社会を実現するべく、引き続き活動して参ります! ​

(Edited by Takatsugu NIKI/Photo by Yurika IMAIZUMI・Chana KOUZUKI)