2018.05.23

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2018年5月15日、MAHARAJA六本木において「デジタル憲法フォーラム2(デジ憲2)」を開催しました。

<「デジ憲2」ダイジェストムービー>

昨年開催した「デジ憲」からバージョンアップした「デジ憲2」は、「ついに来た!デジタル民主主義革命!」をメインテーマに、「ワクワクする、政治。」をコンセプトとして、どの世代でも耳にした事があるであろう伝説的ディスコ・クラブハウスであるMAHARAJA六本木を貸し切り、トークセッションとミートアップ・ダンスパーティを行いました。

およそ1週間の告知期間にも関わらず50名の方々にご来場いただき、政治とエンターテインメントが融合したイベントとして盛会に終える事ができました。

 

主催者挨拶

冒頭、主催団体を代表し仁木崇嗣(YDPA代表理事)より「私擬憲法を創った若者たち」というテーマで次のような趣旨説明をさせていただきました。

「かつて130年前に日本に民主主義を取り入れるため10代や20代の若者たちが立ち上がり、国会を創ろう、自由な国を創ろうという思いで起こした自由民権運動というムーブメントがありました。時の政府により、演説までもが禁止されていたために主義主張を歌にのせて拡げていったのです。デジタル時代においても、そのような身近な政治を再現する場としてここMAHARAJAを選びました。また、自由民権運動の中で、当時24歳の植木枝盛が書いた『東洋大日本国国憲按』のような私擬憲法をルーツとして、護憲や改憲ではなく、自分たちの憲法、未来の憲法を考える場としての、憲法論議をアップデートする憲法フォーラムになればと思っています。(要旨)」

 

 

ゲストスピーチ(中谷元議員)

一人目のゲストスピーチとして、自由民権運動発祥の地である高知県選出の中谷元衆議院議員より「自由民権運動と地方自治の未来」というテーマでご講演いただきました。

「自由、平等、博愛の精神ということを、日本は近代化する時に取り入れようじゃないかと考えたのが私的憲法(私擬憲法)、自分で憲法を考えたのです。[中略]植木枝盛さんのこの自由民権の憲法に書かれていた内容を活かして、民主主義とか、人権とか、自由とか、そういうことで今の憲法はその要素が入っているわけですね。」

というように、自由民権運動や私擬憲法がいかに現代の民主主義に繋がっているかという事や、また、Facebookに代表されるデジタル技術の進歩が社会に与える影響などについて述べていただきました。

▶️【全文書き起こし】デジ憲2・中谷元氏(ゲストスピーカー講演)

 

 

ゲストスピーチ(細野豪志議員)

二人目のゲストスピーチとして、昨年に引き続き2回目の登壇となる細野豪志議員より「デジタル時代の民主主義」というテーマでご講演いただきました。

「もっと政治は身近で、もっとフランクで楽しいもので、エネルギッシュなものであればいいんだけれど、なかなかそうはなっていないという意味では、こういう場所でやるのはすごくいいかなって思います。[中略]議会がなくて、直接住民が参加できるみたいな仕組みも制度上は導入できるんですね。[中略]もちろんネット投票が出来れば一番いいんだけれども、まずは電子投票。[中略]ブロックチェーンとかそういう時代になってきて、色んな情報が共有できるような時代になっている中で、紙をベースにしている戸籍とか住民票が必要かとか議論になるかもしれない。」

というように、デジタル時代における直接民主制の可能性や、投票制度のアップデート電子政府化の推進などについて述べていただきました。

▶️【全文書き起こし】デジ憲2・細野豪志氏(ゲストスピーカー講演)

 

 

ユースデモクラシー・ピッチ

続いて、ユースデモクラシー・ピッチと称して、株式会社PoliPoli代表取締役の伊藤和真氏より同社がスタートアップとしてベンチャーキャピタルより資金調達を実施して展開する、政治にトークンエコノミーを実装するサービスについて5分間の未来を感じるプレゼンを行っていただきました。

▶️【プレスリリース】トークンエコノミーで政治家と市民を近づける、PoliPoliがエンジェル投資家の西川潔氏、鶴田浩之氏およびF Venturesからの資金調達を実施(PR TIMES)

 

 

ユースデモクラシー・トーク

前半最後のコンテンツとして、ユースデモクラシー・トークと称し、次の3名にパネリストとして、中谷議員・細野議員にオブザーバーとして登壇いただきトークセッションを行いました。

<パネリスト>※五十音順・敬称略
市ノ澤 充(株式会社VOTE FOR代表取締役)
伊藤 和真(株式会社PoliPoli代表取締役)
原田 謙介(NPO法人YouthCreate代表理事)

まずは、「現実世界の民主主義をネット投票はどう変えるか?」というテーマで市ノ澤氏より、続いて「デジタル世界の民主主義をトークンエコノミーはどう変えるか?」というテーマで伊藤氏より、それぞれ話題提供をいただき、全体で議論を行いました。原田氏からも政治と若者をつないできた現場の視点から重要な指摘があり、オブザーバーのお二人からも前向きな意見をいただくなど、充実したトークセッションとなりました。最後にパネリストそれぞれからこれからの行動宣言を述べていただき、実際に社会変革が前に進んでいくワクワク感を得られる形で前半のプログラムが締めくくられました。

※トークセッションの内容については、後日、取材記事が公開される予定ですので、楽しみにお待ちください。また、ここまでの様子は下記のノーカット収録映像にてご覧いただけます(Facebookライブ配信はYDPAの公式Facebookページにございます)。

 
<「デジ憲2」ノーカット収録映像(前半プログラムのみ)>

 

 

ミートアップ・ダンスパーティ

会場をクラブモードに転換した後半は、130年前に流行した自由民権歌を現代風にアレンジした「Japanese Freedom Songs Remix」から始まったダンスミュージックに身を任せ、いわゆる右も左も、パリピも非パリピも、老若男女も関係なく、皆でワクワク感を共有しつつ、ドリンク片手に身体を揺らしながら未来を見つめて楽しく交流を深める時間となりました。

 

 

多くの方の支えによって、参加者全員が、笑顔で帰れる、そんな政治イベントになりました。

ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた全ての皆さま、本当にありがとうございました。次回の「デジ憲」も楽しみにしていてください!!

 

(Edited by Takatsugu NIKI/Photo by Sho FUJII)